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佐川美術館 樂吉左衞門館

水庭に埋設された地下展示室と、水面に浮かぶように建設された茶室で構成されたユニークな美術館。「守破離(しゅはり)」をコンセプトに十五代樂吉左衞門自身が設計の創案・監修しました。 収蔵作品は主に2000年以降に作陶された焼貫黒樂茶碗や黒樂茶碗、焼貫茶入、焼貫水指など。常に新しい樂吉左衞門の作品をご覧いただけます。
※千利休の「規矩作法 守りつくして 破るとも 離るるとても 本をわするな」から来た言葉

Black RAKU 樂吉左衞門の黒
2018年3月21日(水・祝)~9月30日(日)

轆轤を用いず手捏ねで成形し、箆で削り上げて形を造り、一碗ずつ内窯で焼成される黒樂茶碗の技法は、他に類のない独特なものです。モノトーンに徹した初代長次郎の黒樂茶碗より450年、一子相伝で伝わってきた樂焼は、各代が長次郎を意識しながらも、自らの表現を追求し、伝統と創造を極めてきました。

特に当代吉左衞門は、従来の赤樂、黒樂茶碗の他に焼貫焼成によるこれまでにはない焼貫黒樂茶碗、焼貫茶入を制作、また赤樂においても、白釉を用いた皪釉茶碗など、数々の独自な世界を築いてきました。伝統的な様式を遵守するといえども、当代吉左衞門によって生み出された黒樂茶碗は、まさに「守破離」の精神、これまでの樂茶碗にはない斬新なものです。これらは歳を追って変遷し、作行、釉調を著しく変化させながら、今日も止まることなく変化しつづけています。

手捏ねで造られたままの姿に、黒の釉薬が掛けられた伝統的な技法の中にもモダンな造形の黒樂茶碗。特殊な焼貫技法を駆使し、多彩な釉薬と大胆な面取り箆や沓形に歪められた造形が前衛的な焼貫黒樂茶碗。巌のように静かで寡黙ながらも力強いモノトーンの最新作など、さまざまな黒樂茶碗のバリエーションをお楽しみください。


吉左衞門X WOLS
2018年10月6日(土)~2019年3月31日(日)

ヴォルス作品+樂吉左衞門・茶碗

戦後の混乱期、サルトルなどの実存主義の作家とも交流を深め、深く自己を見つめた孤高の芸術家ヴォルスの作品は、孤独で傷ついた魂の叫びのようです。本展は、吉左衞門が制作した樂茶碗とヴォルス作品を展観することにより、二者に通じる深い精神性に触れようとする試みです。



詳しい情報は佐川美術館ホームページへ
佐川美術館
〒524-0102 滋賀県守山市水保町北川2891
TEL 077-585-7800
FAX 077-585-7810
URL:http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/

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