水庭に埋設された地下展示室と、水面に浮かぶように建設された茶室で構成されたユニークな美術館。「守破離(しゅはり)※」をコンセプトに十五代樂吉左衞門自身が設計の創案・監修しました。 収蔵作品は主に2000年以降に作陶された焼貫黒樂茶碗や黒樂茶碗、焼貫茶入、焼貫水指など。常に新しい樂吉左衞門の作品をご覧いただけます。
※千利休の「規矩作法 守りつくして 破るとも 離るるとても 本をわするな」から来た言葉
いずれの茶会も事前のお申込が必要です。詳細はお電話にて佐川美術館(077-585-7800)までお問い合わせ下さい。
日 時 : | 最新の情報は佐川美術館HPにてご確認ください。 |
所要時間 : | 約1時間20分 茶室見学(約30分)→呈茶(樂吉左衞門館ロビー 立礼席にて約40分) |
料 金 : | 入館料とは別途、お一人様 4,000円 |
使用茶碗 : | フランスRAKU茶碗 |
菓 子 : | 聚洸製(京都) |
開催日 : | 最新の情報は佐川美術館HPにてご確認ください。 |
青蘆・寒蘆茶会は佐川美術館樂吉左衞門館茶室、広間「俯仰軒」にて年2回行う茶会です。茶室を囲む水庭に深々と茂る蘆にちなんで命名されました。蘆が青々と茂る風炉の時節と枯れ蘆の炉の時節にそれぞれ一回開催されます。
開催日 : | 最新の情報は佐川美術館HPにてご確認ください。 |
蘆聚茶会は当代吉左衞門が、平成21年に立ち上げた茶会です。15代樂吉左衞門が自ら設計した佐川美術館の小間「盤陀庵」、広間「俯仰軒」を使って薄茶、濃茶、そのほかに香煎席、点心席が設けられます。コンセプトは、古い道具と新しい道具が同座し、新たな茶の湯の美を生み出し、茶の湯を未来へと繋げる試みです。「光悦会」「大師会」のように大名品・古美術を拝見する茶会でもなく、流儀の茶会でもなく、また現代作家作品で行う茶会でもありません。この茶会の特色は、古い道具と新しい道具を組み合わせて道具組されるところです。古い伝統と新しい考えが出会い、調和して初めて未来へと文化を繋げてゆくことができると考えます。新しい道具は、古い道具と同座し、試され、選別され、いわば洗礼を受けることになるでしょう。ご亭主はいろいろな方、御数寄者に順次かけて頂きます。茶の湯は亭主の考え、美意識、好み、取り組みがうかがえてこそ、茶の湯の一座建立が成立します。蘆聚茶会は まさにご亭主の顔が見える茶会といえます。茶会は毎回小冊子にまとめて、当代吉左衞門のインタビュー形式でご亭主の考えを記録し、道具の画像とともに残されます。今後貴重な記録となるでしょう。 (小冊子をご希望の方は佐川美術館にお問い合わせください。)
毎週木・金に、<お茶室見学>を実施。お電話による事前予約制です。
料金:1200円(入館料別途必要)
最新の情報、詳細につきましては佐川美術館HP、またはお電話にてご確認ください。
佐川美術館 077-585-7800(受付時間 9:30~17:00)