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佐川美術館 樂吉左衞門館

水庭に埋設された地下展示室と、水面に浮かぶように建設された茶室で構成されたユニークな美術館。「守破離(しゅはり)」をコンセプトに十五代樂吉左衞門自身が設計の創案・監修しました。 収蔵作品は主に2000年以降に作陶された焼貫黒樂茶碗や黒樂茶碗、焼貫茶入、焼貫水指など。常に新しい樂吉左衞門の作品をご覧いただけます。
※千利休の「規矩作法 守りつくして 破るとも 離るるとても 本をわするな」から来た言葉

吉左衞門X 齋藤隆×十五代吉左衞門・樂直入
2020年9月5日(土)~2021年3月21日(日)

新型コロナウィルス 感染拡大防止のため、5月19日より当面の間、
ご入館時に制限や規制を設けております。詳細は佐川美術館HPでご確認ください。

第11回となる吉左衞門Xは、東北の山村に暮らしながら、黒一色で奇怪な人物の像や、朽ちゆくモノを描いてきた画家・齋藤隆とのコラボレーション展を開催いたします。人間の最も深い本質を見つめ続けている齋藤の生き方に共感するという樂直入。本展は、直入が本展覧会のために制作した新作樂茶碗と齋藤隆作品を展観することにより、二者に通じる深い精神性にふれようとする試みです。

本展のために、直入が制作した新作茶碗からは、以前の焼貫茶碗にみられた強い赤、藍、緑など原色に近い多彩な色は姿を消し、モノトーンへと変遷しています。土は薬師寺東塔の基壇土、もしくは聚楽土。釉薬は黒樂の黒釉・加茂川石、ナミビア土、石灰石、銅、黄土など。石化した茶碗は、まさに「巌石(がんせき)茶碗」。新たな直入の表現がうかがえます。

本展は、下記の日程で一部展示替えを行います
前期展示:2020年9月5日(土)-12月20日(日)
後期展示:2020年12月22日(火)-2021年3月21日(日)


※十五代吉左衞門は2019年7月に代を譲り隠居、樂直入に改名致しました


十五代樂吉左衞門・直入展
-黒樂茶碗と焼貫黒樂茶碗-
2021年4月1日(木)~9月5日(日)

樂焼は桃山時代、茶の湯の大成者・千利休の理想とする茶碗を初代長次郎が形にしたことにはじまり、直入じきにゅうは樂家十五代の吉左衞門です。轆轤を用いず手捏ねで成形し、箆で削り上げて形を造り、屋内の小規模な窯で焼き上げられてきた樂焼の技法は、他に類のない独特なものです。450年一子相伝で伝わってきた樂焼は、各代が長次郎を意識しながらも、自らの表現を追求し、伝統と創造を極めてきました。特に直入は、従来の赤樂茶碗、黒樂茶碗の他に焼貫焼成によるこれまでにない焼貫黒樂茶碗、焼貫茶入、焼貫水指を制作、数々の独特な世界を築いてきました。本展では、十五代吉左衞門(樂直入)によって生み出された黒樂茶碗と焼貫黒樂茶碗を展観いたします。手捏ねで造られたままの姿に、黒の釉薬が掛けられた伝統的な技法の中にもモダンな造形の黒樂茶碗。特殊な焼貫技法を駆使し、多彩な釉薬と大胆な面取り箆や沓形に歪められた造形が前衛的な焼貫黒樂茶碗。そして近年、さらなる進化を遂げた巌のように静かで寡黙ながらも力強いモノトーンの巌石茶碗がんせきちゃわんにもまた焼貫焼成による新たな表現がうかがえます。黒樂茶碗と進化し続ける焼貫黒樂茶碗の数々をお楽しみください。



詳しい情報は佐川美術館ホームページへ
佐川美術館
〒524-0102 滋賀県守山市水保町北川2891
TEL 077-585-7800
FAX 077-585-7810
URL:http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/

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