大皿、小皿、向付、蓋物、様々な器の数々。懐石料理に華を添える器は、茶の湯の趣向に合わせて、また季節感を演出するにも欠かせないものです。樂の器は黒樂、赤樂、白樂はじめ、緑釉、黄釉、飴釉など、色調も豊か、様々なデザインがあり、料理をひきたて楽しませてくれます。樂家の窯で焼かれた器には、茶碗と同じように柔らかな味わいがあり、温かさがあります。
本展では、樂歴代の制作した向付、皿を中心に展示致します。
初代の長次郎作とされているものは三彩瓜文平鉢(東京国立博物館蔵)がありますが、今回は二代常慶から樂歴代オールキャスト、まさに百花繚乱・萬華乃彩、季節の華が咲き乱れます。
なお、第三展示室には「100年ごとに見る歴代の茶碗」を展示致します。
また、第二展示室では「京料理 老舗之樂」と題し、京都の老舗の料亭にご協力を仰ぎ、料亭ご所蔵の樂の器の逸品をご出品戴いております。
休 館 日 | 月曜日(但し 祝日、11月11日は開館) |
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時 間 | 10:00~16:30 (入館は16時まで) |
料 金 | 一般1,200円 大学生1,000円 高校生500円 中学生以下無料 福祉割引:手帳ご提示の方 500円/介助者(1名様まで)無料 |
【特別企画】