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初代 長次郎 <生年不詳~天正17(1589)>

二彩獅子像(重要文化財) 樂家旧蔵
腹部に「天正二年春 依(寵)命 長次良造之」と彫銘がある。緑釉、透明釉の二彩釉が掛かり、樂焼のルーツを物語る。桃山陶彫刻の優品。
黒樂茶碗 面影  山田宗徧・石川自安書付
      覚々斎添状 町田秋波所持 樂家旧蔵
山田宗徧が「面影」と書き付け、石川自安が「細三ノ所持し鉢開によく似申し候由也」と銘の由来を記している。 長次郎茶碗を代表する一碗。
黒樂筒茶碗 村雨  長次郎新撰七種之内 如心斎書付
長次郎の筒茶碗は数碗伝世しているが、その中で唯一高台が碁笥底になっている珍しい茶碗。
『長次郎新撰七種』の内に数えられている。
  • 黒樂茶碗 勾当 元伯宗旦書付 樂家旧蔵
  • 黒樂平茶碗 隠岐島 覚々斎・住山庸甫書付(寄託)
  • 黒樂筒茶碗 杵ヲレ  元伯宗旦書付赤星家伝来(寄託) 松下家旧蔵
  • 獅子香炉
  • ほか
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