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七代 長入 <正徳4(1714)~明和7(1770)>七代 長入 <正徳4(1714)~明和7(1770)>

竹之絵黒樂茶碗 樂家旧蔵
艶やかな漆黒釉は長入の典型的な釉調。正面に竹の絵が描かれているが、これは絵の部分だけ黒釉を掛けはずして描いたもの。筆で釉を掛ける樂焼ならではの手法である。
赤樂茶碗 樂家旧蔵
たっぷりと大振りな作行き、口縁はゆるやかに波打った穏やかな趣の一碗。高台付近には大きく聚楽土を見せ、細かい貫入の入った白味の残る長入独自の釉を掛けている。
緑釉象香合 樂家旧蔵
享保17年(1729)、象が長崎より京都を経て江戸へ送られたという。長入もこの象を見たのだろうか。長入は歴代の中でも彫塑的な才に秀で、香合や置物に優品を残している。
  • 黒樂茶碗 樂家旧蔵
  • 長次郎七種写  了々斎在判・書付 樂家旧蔵
  • 玉之絵赤樂茶碗 樂家旧蔵
  • 赤樂馬香炉 如心斎書付 樂家旧蔵
  • 黒樂琵琶香合 樂家旧蔵
  • ほか
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